若く、安っぽく、救いようのないもの 「Young,Cheap,And Helpless feat.うえきさくら」楽曲解説

ご無沙汰しております。
しばらく経ってしまいました、田邉颯都です。
我々NESTの1st single 「Young,Cheap,And Helpless(feat.うえきさくら)」が各サブスクリプションの方でリリースされました。
是非1度でも良いので聴いてほしいです。
セルフライナーノーツします。歌詞はサブスクで見て下さい(つまり聴いてください)
Twitterにも少し書いたんですけど、ブログ用って事でやっていきたいと思います。
Twitterは、頭や心を通さず出てくる言葉の羅列を集めた掃溜めみたいなコンテンツだと思っているので、大切な人の事や辛い思いをして作った自分の曲の全てをあそこに置いていっても飲み終わったカンみたいに潰されては路上に捨てられて車に踏まれてペッチャンコ。って気がしてます。ぞんざいに扱いたくないです。
まぁSNSはどれもそうなんだけど、Twitterは無駄に毛嫌いしています。
便利なんだけど、余計なんだよなぁ…。
みたいな事も初校の歌詞にはニュアンスを含めていて
「SNS(不特定多数な環境)における個人的承認欲求」
みたいなのも結構歌詞のテーマにしてたんですけど、結果7:3くらいの割合でうえきが歌ってくれる曲になったので、そこらへんの歌詞は吹き飛びました、、笑
それ以外に彼女の存在は大きいと思ったので問題無いのです。
この話はまた後ほどするとして…。
この曲のテーマは「自分自身の価値とは?」みたいな事が本質です。
さっきも記述した通り、基本的にはSNSが苦手です。
確かに使い方によってはすごく便利なもので自分という存在自身や何者なのか、何が好きで何が嫌いなのか、今は何を思っているのかなど、一人一人に確実にフォーカス出来るプラットフォームだし、逆に情報を知るという意味でも新聞や雑誌の記事、ニュース番組でも報道しきれないような細かなものやパーソナルな事を知る事が出来たり、それが対個人でもその人の人となりをある程度理解する事が出来るツールだと思います。
ですが、どうしても使い方を知らない人が多過ぎる様です。
というか、匿名だから我がとてつもなく強くなってしまって、コントロールを忘れてしまうのでしょうか。
そのような方々は何をどう足掻いて優越感に浸り、したり顔でこの世を掌握した気になろうが、現実世界で胸を張って自分や周りと向き合いながら、時に悩み、憂い、嘆き、それでも生きている人々には敵いません。
偉いとか偉くないとか、人として価値があるとかないとかそういう事ではなく、どんな環境でどんな社会的ステータスにいるとかでもなく、器用であれ不器用であれ、自らが選んだ人生と向き合い、戦い、時に自分を誇るが、主に自分に失望し、また立ち上がり、少しでもまた自分を誇れるよう信じ、励み、息をしている人々の方が、
完璧な背景の前で完璧なコンディションの上、完璧な画角で完璧なポーズをとった自称〇〇グラマーさんよりも美しいのです。
自分のために誰かを利用したりだとか、この人といれば自分の価値も上がると思い込んでいる人とか、赤信号みんなで渡れば怖くないって群衆に紛れ込んだ時に溢れる承認欲求とその表現の凶暴性。
彼らは決して学ばないと思います。
そんな人々に投げかける言葉や想いはありません。
僕はそんなに寛容な人間ではありません。
自分自身の価値は周りに見出してもらうものではなく自分自身が決めるものではないでしょうか。
誰かに好かれようと振る舞ったり、誰かや何かを利用して見栄を張ったり、存在を誇張する愚行に走ったりする事を
「若く(幼く)、安っぽく、救いようのない」ものだと例え、今回の曲のタイトルとしました。
どんなに足掻こうとお前はお前が憧れる"あいつ"にはなれないし、君も君がカワイイと思う"あの娘"にはなれません。
自分が自分でいる事と向き合い、誇れるよう生きている人がカッコいいです。
そういう人全然いないので、本当友達増えなくて…。
あ、もちろん様々な意見があると思いますので、異論は認めます。
いつかこういったブログを見てくれたリスナーさんとかが1人くらいは真剣に自分の意見を面と向かって話に来てくれたりしたら嬉しいなぁ。
長くなってしまったので、サウンド面やフィーチャーしてくれたうえきさくらの話は次回にしようかなと思います。
では。
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