1st Mini Album「While We Are Sleeping」について
どうも西園寺です。🙇♂️
今日から不定期になるかとは思いますが、2022年2月12日に発売を開始したNEST 1st Mini Album「While We Are Sleeping」について少し語ろうと思います。
これまでにCDを手に取って下さった方、サブスクで聴いていただいている方、これを機に名前を知って下さった方、作品をプッシュして下さった方、これから出会って下さる方、ありがとうございます。
思いつく限りなるべく関するエピソードなどをここに置いていこうと思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。
あとは気になることとかもっと聞きたいことがあればライブハウスだったりSNSにおいでください、お話くださいな。
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ではいきましょう。
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アルバム全体の話からしようかと思います。
【構想】
まずアルバムを作ろうと本格的に動き始めたのは2021年の3月くらいだったと思います。
先日ドラムのナオキさんの加入を発表しましたが、実はこの時期くらいからもう半分サポート半分正規みたいな感じでドラム叩いてもらっていました。
ドラマーが固まるというのは凄くバンドにとって大きな出来事でここで作品も作って勢いつけるしかない!と思い構想を練り始めました。
アルバムを通してバランスよく曲を作れる程器用じゃないのでその時最高だと思った曲を随時入れていった感じですが結果としてめちゃくちゃ聴きやすいバランスのアルバムになったなぁと。
フルアルバムとかにするつもりは無く6曲くらいでミニアルバムの構想は最初から決めていました。
曲たくさんあればいいけど、メンバーからの意向もありなるべく早めに出したいって事だったので。
第1の目標としてはとにかくバンドの名刺代わりになる作品を作らないと話にならないと。商品が無いのにお店が繁盛する訳ないのよ。(ガチ話するな)
【アルバムタイトル】
タイトル自体は一昨年から温めてました。作品のタイトルを決めてから曲を作る事が好きみたいです。
なので”While We Are Sleeping”という曲を作ってからこれをアルバムタイトルにしようとした訳ではなく、アルバムタイトルから引っ張って作った曲がアルバムの最後の曲になっているのですね。
由来は完全にふとした時にパッと思いついて、語感とか字体とか並び、バランス、意味のメロウ感など即気に入ったのでタイトルにして、意味は後々曲に落とし込んでいった感じです。
これは曲紹介の時に説明します。
(ちなみに次の次くらいまでの作品のタイトルはもう既にとっくに決まっています。曲が追いついてない:()
【曲作り】
てなわけで曲を作っていくわけなのです。
僕の曲の作り方は、色々ありますが9割はメロディーからです。(今回のアルバムに限らず)
急に頭に浮かんでそのままボイスメモに入れておくパターン(これが最強ほとんど採用)とボーッとしているときに常に何かしら即席のメロディーやらリフを脳内で流してこれは、○、これは✖︎、これは◎と自己判断して◎のやつだけ1回また頭で鬼リピさせてその後放置します。
そしてしばらくして思い出せたらボイスメモに入れておきます。
思い出せるっていうのが大事、んね。
今回の作品でいえば6曲中4曲は上記の方法でメロディーから作りました。
それ以外はリフかオケから、歌詞先行は100%無いです。
そのあとオケ作りと歌詞をほぼ同時進行で進めて声を入れて、メンバーに聴かせます。
スタジオで合わせます。
あーでもない、こーでもない。
ふむふむ。
あらそう。
かくかくしかじか。
メンバーの意見も取り入れ1~2回のターンで構成が完成します。
そこからあとは僕が納得出来る歌詞に修正したり、フレーズ変えたり、シンセとかの音色いじったりの微調整。
これで95%程完成、あとはレコーディングしながら色々相談をさせていただけるエンジニアさんなどのお力もお借りしてみんなで作っていきました。
おそらくこのルーティンは変わらないと思います。
1人では出来ないです。皆様のおかげです。
【アートワーク】
今回のジャケットは何かの写真にしようかとかイラストを誰かに頼もうかとか色々悩みましたが、シンプルイズザベストという事であのジャケットとなりました。
あの色に惹かれてボーカルのTakutoにこの色基調で発注をかけて2~3回のターンがあり表はこうなってます。
左下の少しだけ色味が薄くなっているところとかはたまにあるCDに貼られているシールみたいなのなんかオシャレやーんって感じらしいです、気に入っています。
・バンド名
・タイトル
・リリース日
・ジャケットカラー番号
・第何作目か
・経緯と緯度
・バンドコンセプト
が書いてあります。ナイスデザイン。
そして1番気に入っているのは実は裏面のデザイン。
かなりイカしてます。
あるレコードの裏面のデザインを参考にさせていただきました。
SameからのRaycatsの流れが好きです。
是非ライブハウスに遊びにきてCDを手に取って欲しいです。
そうそう、僕にとってCDを作った大きな理由は「楽曲以外の付加価値」です。
分かってます、今メインはサブスクの時代でCDを買ってわざわざパソコンに落としてそれぞれの携帯に入れるなんて正直面倒なのは。自分もメインはサブスクですし。
でも僕はまだギリギリCD世代で小学生の頃なけなしのお小遣いを貯めて地元のCD屋さんには入り、アーティスト順に並んだ沢山のCDラックからお目当てのアーティストを探して手に取り、表と裏面を3回くらいめくり半にやけやドキドキ感が悟られないようにレジに持って行き、お会計する。バーコードやポイントカードをスキャンする音や防犯タグを外す音、レジ袋が擦れている音とかがいちいちドキドキさせるんですよね。
自転車のカゴに入れたバッグから飛び出したCD屋さんのレジ袋がチャリを漕ぐ足を急かしたりして。
ラミネートを剥がしてCDプレイヤーにCDを入れて再生ボタンを押したと同時に歌詞カードを手に取る。
こういう歌詞だったんだ、空耳で歌ってたわ!とかカップリングの歌詞はこんな感じかぁ、先に聴いちゃおうかなぁ。とか当時は全然分からないクレジットになんとなく目を通してみたり。そんな体験自体も含めて音楽を聴いたり触れたりしていたので、潜在的に忘れたくない部分があるのかも。人生を変える程のワクワク体験をもしかしたら自分の作品で誰かにしてもらえるかもしれないというのは感慨深いものです。
あとは造形物としてイケてるデザインにする事は意識しているので、単純にCDで聴かなくても、お家のオシャレなレイアウトの一部にしてもらったりしてもらえればそれだけでも嬉しいです。
余談ですが、人生で初めて買ったCDは嵐の「Love So Sweet」でアルバムだとYUIの「HOLIDAYS IN THE SUN」です。(自分にとって完璧なアルバムです)
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このままBeyondの曲説明まではしようと思っていたのですが、想像以上に長くなったので分けます。笑
なので次回はそんなミニアルバムの1曲目「Beyond」について少し語っていこうと思います。
先日25日にMVが出たばかりなので良かったら予習してまたここに戻ってきてくれたらと。
ここまで目を通してくれた方ありがとうございます。
では。
Gt.SOJ
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