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2nd Single 「Someone Planted a Tree.」楽曲解説② 歌詞編



前回の続きです。歌詞編。おそらくとんでもなく長くなるのでさっさと行きます。


テーマは簡単に言うと、、、足掻いてもがいて生きようよ

ですかね。

人生おもてたよりあっちゅーま。

なので曲自体も短めにテンポも早めにあえてして表現したりもしてみたりして。

バンドでは初の日本詩です。照

前回のSingle「Young,Cheap,And Helpless」(feat.うえきさくら)でも彼女が日本詩を歌っていますが、メンバーが歌うということは初めてですね。

何度も言いますが自分のために歌詞書いてるので、母国語のメッセージ性はダイレクトに響くと同時に書いてる時も聴いている時も責任感というか、言葉の選択は難しいなと思って、英語で書く時とはまた違う苦難でした。

おそらく聴いててもあまりピンとは来ない日本詩になってると思います、あえてそうしたので。

そこら辺をちょっと紐解こうかなと。


あ、なんで日本詩入れてみたのかという話はしておきましょう。

これからも基本的には英詩になると思います。

NESTを始めた当初は絶対英詩しか書かない!って思っていましたが、日本語の時の方がメロディーにハマる時もあるなぁと思って。

だったら少しでもその楽曲が良くなる可能性を潰したく無いんですね。

他にもありますが主にそれが理由となっております。


はい、解説いきます!

GENIUSって外タレのアーティストの歌詞を1行ずつというかセクションずつ解説してあるサイトがあるんですけど、今回はそれ風でいきましょう。


太字が歌詞で細字が解説です。

__________________________________________________________________________________


息し足りない

I don’t feel the same(同じようには感じられない)

お前のことなど、どうでもいい

知らず知らずたどり着いた、今、ここ、どこ?

身一つで駆ける


息し足りないってワードが最初に歌詞考えようとした時にふと出てきたでそのまま使ってまして、今気付いたけど、初めて頭から終わりまで順番に歌詞書いたかもしれないです。

というか、メロ先行で曲作ること多いけどこの曲ギターリフからだからオケ先行なんですね、そっからメロ作ったんですけど、頭からメロ作ったの初めてかもですね。

だからなんやねんって話ですけど、アーカイブ用って事で。

テーマは冒頭でもお伝えしましたが、それを決めたのがほぼここの4行です。


焦燥感とか疎外感とか、1歩先の事しか考えられないくらい余裕が無かったり。周りの事とか見れなかったり。だから自分の体感や誰かから投げかけてもらった言葉の受け取り方とか変わってたりもするし。

そんなヒリつく瞬間とかギリギリで保ってるものとかを抱え始めたりする時期を生きてる同年代いるだろうし、実際いるし。

でも火事場の馬鹿力じゃないけど、それくらいの方が思ってたより力出せる事とか、ちょっと時間経ってから振り返ってみて俺こんな事してたんだ、、頑張ったな、駆け抜けてるやんみたいなことあると思うんですよね。


で、ここからは単純に僕の性格が悪いって話なんですけど、人と出逢った時とか話をする時って会話の中で探りながら"この人癖ありそうだなぁ"とか"面白い考え方してるなぁ"とか"あ、その人何か大切なものや守りたいものを抱えて戦っているんだな""チャレンジしてるんだなぁ"とかその人の背景とか揺るがないキャラが溢れ出てる人とじゃないと喋れないんです。

元々喋らないので僕。

興味が無いと言葉が口から出てこないし、行動も本当に起こさないので。

本当にめんどくさがりなのです。何もしなくていいなら家で真っ暗な部屋でひたすら寝てたいです。

出掛けるなら1人がいいし、誰かといるにも多くて4人。それ以上いると帰りたくなっちゃう(陰キャやなぁ)


で、それを踏まえた上で"お前のことなど、どうでもいい"というのは一応オブラートに包みますけど、上記で話している"人"以外のお前の事なんてどうでもいいよって事です。

一概に言えないけど、まぁいるじゃん、しょうもない奴とかどうしようもない奴とか、終わってる奴とか。気付いてない人とか。

凡例が表しきれないし、長くなるので抽象的な言い方しか出来ないのは申し訳ないのですが。

そんな奴と話す事無いし、時間を共にするくらいなら帰りますね。


果たし足りない

I know we’re too small(僕らはまだまだ幼い)

不埒な過去を、拾い集める

ひらりひらり移り変わる心情、もろ、とも

君次第で果てる

果たし足りないのは友と何気なく話した約束や自分に課した約束。

僕は英詩でWeという主語を使う時はNESTの総意を語っているわけではなく基本的には人類を差しているので、ここも例外では無く人々は皆、幼く未完成だよとなります。

未完成だから不埒な事もそりゃありますがそんな過去も今を作っているパーツでもあるし、日々変わる自分の感情とかに振り回されたりもするだろうけどそれでいいし、それがいいんです、僕は。


すましたい彼

好かれたいんだね

つまんないよね

でもイタイよね

皆、素通りだけど

未来、ヒドイだけ?

いない、ヒトリだけ?

否、ストーリー化ける!

同じ時期に書いたのでヤングのテーマ(ブログ見てね)にも近い事を書いているところですが、この曲の方がよりやらしく書いてますね


同じ歌詞に天使と悪魔が共存しているイメージなんですけど

好かれるため(嫌われないため)に愛想振り撒いたり、波風立てないように社会で頑張ったりして、毎日つまらないよね、分かるよって同情している側面(天使)とそんな人間つまらないよ、勝手にやってな!ってセリフを吐き捨てている側面(悪魔)を持ち合わせているのですが、分かりますかね。

でもイタイよねってのも同じように2面性を含めていて、さっきの天使面で受け取るとこの歌詞はそれでも誰かと一緒に居たいよね、独りになりたくはないよねって最後まで優しく同情してあげる歌詞になるんです。

で、悪魔面で受け取ると好かれようと自分を偽って生きてる奴なんて痛いやつだな!けっ!と受け取れるようなってます。

なのでイタイとどちらでも取れる表記にしているわけですね。

やらしいでしょ、この歌詞。大好き。

どっちで受け取るかはあなた次第でーす。

ちなみに僕は無理してまで誰かと一緒にいるのとか、嫌われなくないから愛想振りまくとか出来ないので、1人でいる事も多いんですけど、そういうのって学生時代とかだと風当たり強くなる事あるじゃない?

あのグループにいないと、居場所無くなっちゃうなーとか、やりたくないけどここでノリ合わせとかないと次遊びとか誘ってもらえないかもとか、先輩に無理強いさせられるノリとか。

「咲き誇るような青春の後の静けさ 「The Calm After The Bloom Of Youth」楽曲解説」(そちらも見てみてね)でも話してましたが、僕もハブられるとかそういう経験がありますね。

皆んな若かったんですねぇ。

でもそういう時に周りに流されずに生きる事が出来て良かったと今では思います。

皆にハブかれて、無視されて、素通りされる時は悲しいし、ずっと続くのかなぁ、ずっと1人なのかなぁとか不安にもなったりするけど、自分のやりたくない事はやらなくていいし、違うと思った事は胸張って主張出来る人や自分の意見を持てる人はその強さを誇って生きているととても魅力のある人間になれると思います。そんな人達の未来は明るくあってほしいという歌詞に後半は4行はなっています。


We try everything (出来る事は全てやって)

We fight everyday (日々戦って)

We lie in every way(色んな嘘もついて)

We cry every night (毎日涙を流して)

We fly every time(いつだって冒険して)

We die in every life(どんな人生にも終わりがくる)

We die in every life(僕らは皆死んでしまう)

And reborn for

You(そして君のために生まれ変わるんだ)


英詩の所は曲のメインテーマに1番沿ってる部分かな。

駆け抜けて生きようぜぇ️🏃️🏃️🏃!!!

って生きているから色んなドラマに出逢えるし、それを歌っていますかね。

やれるうちに何でもやってみましょう。

色んな壁や時に人との衝突もあるでしょうけど、それでも戦って行きましょうよ。

時に自分に人に嘘をつき傷つき傷つけられ色んな感情を知りましょう。

色んな涙も流しましょう。

そうやって日々自分の世界を駆け抜けて楽しみましょうや。

だって何しようが死んでしまうのだから。やりたい事やろうねー。

って感じですかねぇ。

And reborn for Youは1人が好きとは言えど大切な人1人くらい見つけたいじゃないですか。生まれ変わろうって思えるくらいの貴方なのか貴女なのかそれは聴く人によって変わるでしょうが、いたらそれは素敵な事です。

今のところ僕にとってはいないけど、強いていうならNESTのリスナーさんやライブに来てくれる皆んなとでも言っておきましょう。


暗いヒトリの日々

期待、ツラいだけ?

見たい、未来だけ

掴み、時代開らけ

駆け上がれとただ脈打つ心音

孤高、怒涛、無知な日々を染める


ここは生きていたら避けられない好きな事をやるにしてもじっと孤独に戦わないといけないスポットライトの当たらない部分の話をしています。

僕の場合は作曲している時だったからすぐ書けたのを覚えているけど、孤独で1人で頭使って捻り出すから大変だし辛い(必要な事だからいいんです)んだけど、この曲完成させて自分はどう成長出来たのかとか聴いてくれた人がどう思ったのかとかライブでやった時どういう反応が起こるのかとか未来の景色を思い浮かべて乗り越える、それを積み重ねる、そんな日々が押し寄せて来るし、感情をごちゃごちゃにされるけど、それ自体が人を本当に強くさせてくれるものだと思います。

皆んなのそれぞれに当てはめてみてねー。


Never enough to be

What you want to be (なりたいもののために満足するな)

Someone planted a tree (誰かが木を植えた)

For us who wanna be free (自由になりたい僕らのために)

We can’t sleep and eat(眠る事も食べる事も出来ない)

Until we make it(僕らがやり切るまで)

We won’t

We can’t live without

You(君がいない人生を生きていこうなんてあり得ないよ)


ここは和訳が難しいですが、大事な所ですね。

1番ストレートに書いた歌詞なので、そんなに追記することも無いですが、タイトルが入っているセクションとなっています。

タイトルは決めてから歌詞書いてるので別に歌詞出来てからタイトル引っ張ってきたわけでもなく、ただハマりそうだったので歌詞に入れてみた感じです。

タイトルの話しておきましょう。

タイトルはこの言葉から派生させ決めました。


Someone is sitting in the shade today because someone planted a tree a long time ago.

(今誰かが木陰に腰掛け涼めているのは、大昔に誰かが木を植えてくれたからだ)


ウォーレン・バフェットって投資家さんの言葉みたいです。

なんか良いなぁって思ってずっと覚えてたんですけど、これテーマに曲作ろうと思い立って出来た曲です、ウォーレンありがとう。現時点で92歳らしいです。


そして以下がラジオヴォイスで僕が語っている部分です。

Someone is sitting in the shade today because someone planted a tree a long time ago.

Your dreams don’t come true right away.

They might not even come true the first few times you give that maximum effort.

But, if you continue to strive to achieve every single day, no matter how much life seems to beat you down, you’ll one day sit in the shade of that giant tree you planted.


意訳すると


今誰かが木陰に腰掛け涼めているのは、大昔に誰かが木を植えてくれたからだ。

夢はすぐには叶わない。

なんなら最大限努力したって叶わないかもしれない。

でも、来る日も来る日も努力し続けていれば、どれだけ日々に打ちのめされていても、君はいつか君自身が植えた大樹の木陰で羽を休める日がくるよ。


これは僕の言葉では無くて、調べているうちに見つけて1番ストレートに補足してくれている言葉だと思って引用させて貰いました。意訳は僕の受け取り方なので私情入っているかもしれませんが、汗


僕は努力がどうこうというより、誰かが木を植え、長い年月をかけてスクスクと育ち、大樹となるまでの歴史があってそれが影を作り、今誰かがふと肩の荷や腰を下ろし、少しだけその人の今を助けているとか役に立っているという想像するにも果たしないその時の流れの中で起きた事の例えとして素敵だなと思いました。


サウンド面の解説の時にも話した過去、現在、そして未来という時空を超えたアプローチというテーマはこうして出来上がったという訳です。

すましたい彼も

好かれたいだけ

伝わんないワケも

気付いたら負け

皆、素通りのミチ

駆ける、ヒトリの日も

絶えず、君の火

ほら、ヒトリあがき


冒頭にも出てきたすましたい彼も本当はみんなに好かれてただ平和に生きていきたいだけで、それに何の疑いも持ってないんですよ。

それで本人がいいなら全然良いんですけど、こいつにはそのままでいて欲しくないなって奴には言わなきゃいけない事もあると思うし、それを伝えたところで伝わらない事もあるし。(というかほぼほぼ伝わらないし、俺は人は絶対変えられないと思ってるタイプだけど)

でもいつかその人が何かのキッカケで自分で気付いた時に恐らく今までの愚考を猛省するのか、これからは恥じないように生きていこうと決心するのかなんにせよ、何かに気付かされた時点で負けなんですよ。

何に対してなのかとかよく分からないけど、なんか惚れたら負けみたいな感覚でね。

でもそういう風にまた1つ成長した人達がね、またそれぞれこの先何が起こるか分からない人生を走っていくんですね。

人生でかけてやりたい事、情熱燃やして、足掻いてもがいて駆け抜けたれやって感じですかねー。


皆、素通りのミチも道と未知のダブルミーニングですね。

ヒトリも1人なのか独りなのかはリスナーの解釈に任せます。


We try everything (出来る事は全てやって)

We fight everyday (日々戦って)

We lie in every way(色んな嘘もついて)

We cry every night (毎日涙を流して)

We fly every time(いつだって冒険して)

We die in every life(どんな人生にも終わりがくる)

We die in every life(僕らは皆死んでしまう)

And reborn for…(そして生まれ変わるんだ)

ここは、さっきと一緒ね。


やっと終わりましたがとても長くなってしまった。


てな訳で「Someone Planted a Tree.」楽曲解説でした。

ここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたら感謝致します。

もし質問やブログテーマとかあればこちらまで


DM下さいね。


またお会いしましょう:)

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