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Décalcomanie 楽曲解説




お疲れ様です、西園寺です。

まだ自分の携帯が無いので、各所にご迷惑をおかけしております。

前回に引き続き最新EP「The Market on One Intense Sunny Day」から2曲目の"Décalcomanie"について少し掘り下げようと思います。


早速歌詞と意訳からいきますか。


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Décalcomanie(デカルコマニー)

作詞・作曲 編曲 田邉颯都


愛とは何かなんて知らなかった

I didn’t know what love is

でも君が僕の世界を変えてくれたんだ

But you changed my whole world

希望なんてもの分からなかったけれど

I didn’t know what hope is

君が僕の世界を変えてくれたんだ

But you changed my whole world

痛みとは何か知らなかった

I didn’t know what pain is

でも君が僕の世界を変えてくれたんだ

But you changed my whole world

人生とは何か分からなかったけど

I didn’t know what life is

君が僕の世界を変えてくれたんだ

But you changed my whole world


僕の無意識を待っている

Waiting for my unconsciousness

僕の無意識を待っている

Waiting for my unconsciousness

僕の無意識を待っている

Waiting for my unconsciousness

僕の無意識を待っている

Waiting for my unconsciousness


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分かりやすいですね、これ以外歌ってません。

これはオケから作りました。

16分のアルペジオのシンセフレーズが浮かんで

ボーカルチョップ入れたり、まぁとにかくメロディを後回しにしてトラックで遊んでそのあとメロディつけたらいいかーって思った曲です。


これが良くなかった、、。

メロディが大変難産でした。

結構すぐ浮かぶ方なんですけど、というか浮かんでいたメロディはあったんですけど、難しくて。

難しいというのは色々な観点があるのですが、1番は単純に歌が難しくなり過ぎた。

音程の差が大き過ぎたり、メインで歌う音程が割と高めだったり、息継ぎ出来ないくらい言葉を詰めないとイメージした曲にならなかったり、ライブを想定したら厳しいなぁとか。

個人的なジレンマとして僕が歌うわけじゃないですので、毎度ボーカルが歌えるのかという想定までしなきゃいけないんですね。

キーを変えたり、少し歌詞変えたり、譜割り変えたりね。

ただ歌えれば良いわけじゃないんですよ、いや歌えなきゃいけないんですけど。

そこに分かりやすくいえばボーカリストとしての感情込められなきゃ意味がない、それが出来ないなら誰でも良いわけで。

その余白を色んな意味で作らなきゃいけなかった。(この色んな意味というの省略させてください。)


でもそれ以外全然浮かばないままレコーディング2日前くらいになってしまって、やばい、、となってですね。

もうスタジオでとにかく出来たトラックを流したから即興で歌っていこうという曲を作り始めた頃からやっているメロディワンテイクパターンで出てきたのが今回のメロディになっています。

あの頃エレクトロな音楽ばかり聴いていたのでシンプルなメロディでループ系のため歌詞もシンプルになりました。シンプルにしなきゃレコーディングに間に合わなかったってのもありますが、汗

それでも悩んで産み出した単純で分かりやすいけど、その一行ずつに深みがあるような歌詞です。


「愛」「希望」「痛み」「人生」


「愛」「希望」「痛み」=「人生」


な気もするね。


これらを教えてくれる人が皆様の人生にいたり、現れますように。


ひたすらリピートしているコーラス


僕の無意識を待っている

Waiting for my unconsciousness


ここら曲のタイトルに繋がるところですが、まぁほとんどここからはインスタで話しました、見てネ。


Décalcomanie(デカルコマニー)は絵画とかで使われる技法です。ちなみに表記はフランス語の表記にしています。特に理由は無いけど、eの上の点が可愛いからです。


紙と紙の間などに絵具を挟み、再び開いて偶発的な模様を得る技法で、「仏: décalquer」(転写する)に由来する。(Wikipedia)


作者も完成形が分からない、どうなるかは誰にも分からないってのが良いですよ。

予定調和がないっていう。

人生も一緒で決まったこと好きじゃないので、その場のノリで生きています。


その場にしかない雰囲気とか、そこでしか、その瞬間しか会えない人や見れない景色とか、その時にしか出来ない事とか出せない力とか

なんかあんじゃね?みたいなギャンブルして


あ、ダメか、、とかおっ、ラッキー!とか

失敗した事もあるし、逆に上手くいったこともありますし、ワクワクして生きてます。


結果は正直どっちでもいい。

過程で自分が何を感じて、考えて、動いたり、動かされたりしたのか、その瞬間に出会いたい訳なので。


自分の知らない自分に出会いたいからそういう瞬間を探しているのです。

そんな事を歌ってます。

あとなんかあるかなー。


あ、それこそやった事ない事したいってのもありこの曲ではギターを一切弾かずにサンプラーで演奏してます。

まだまだ未開発なんで面白いです。

何事もチャレンジ、チャレンジ。


ライブハウスも拳上げて揉みくちゃになって汗かくだけが魅力じゃないよーん。

新しい楽しみ方をこの曲通して見つけてみてね。

君の無意識な新しい自分が待っているかも!

またねー。

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